借入返済は退職金で返す?メリットデメリット
みなさん、ローンを組むときに返済計画を立てると思います。
毎月の返済額を低く、長く返すか、毎月の金額を高めにしてさっさと返してしまうか、どちらかで選ぶ場合が多いと思いますが、返済額を低く長く設定している人の中には退職金を当て込んでいる人がいるのではないでしょうか。
退職金で完済してしまう最大のメリットは、老後にローンを持ち越さないと言うことでしょうか。
しかし、それには上手なやり方があります。すなわち、若いうちにローンを組んでしまうと言うこと。定年が65歳だとすると、30歳で35年ローンを組むとちょうど定年と重なります。毎月の返済額を低く設定しているので月の生活が困難にもなりにくいですし、定年近くなるとローン残高もだいぶ減っているはずなので、30代でローンを組んでしまっていた場合は、退職金での完済も楽になるはずです。
これが50を超えていた場合はちょっと厳しい案件です。15年後の定年時にどれくらいローン残高を減らせるかにかかってきます。
というのも、今の世の中、退職金がそんなにたくさんもらえるかどうかが判らないと言うのがあるからです。ですので、退職金で完済したい場合は、ある程度まで残額を減らしておくと言うのが必須条件になるわけです。
とはいえ、老後にローンが残らないのは本当に魅力的な話です。貯金を崩しながらローンを支払うようなことになるのは避けたいものです。
退職金をあてがうことを考えている人は退職する時期やもらえると予想される金額をある程度考えながら、その日に向けローン残高を減らしていくようにしましょう。
また、退職金をもらっても、すべてを完済に使わず、いざというときのために半分くらいは手元にのころようにするのが理想的です。
身軽に老後を過ごせるよう、ローンを組みたいものですね